新井整形外科

 

当院で診療する病気・ケガ

当院で診療する病気・ケガについて紹介いたします。
当院院長は脊椎治療のスペシャリストで整形外科手術はほとんど対応可能です。
入院が必要な患者様の受入れも随時行っております。
※最新の首密度測定装置を導入し、皆様の首の状態を速く、正確に測定できるようにしております。
また、測定は予約無しで当日測定できますので、受付までお気軽にお申し出ください。

  • 切り傷、擦り傷、やけど、熱傷、咬傷、打撲、捻挫、骨折、痛風
  • 骨粗しょう症、間接リウマチ、末梢神経障害、更年期障害(プラセンタ療法も行っております)
  • 頸椎症、頸椎椎間板症、腰椎椎間板症、腰部脊柱管狭窄症、肩関節周囲炎、五十肩
  • 変形性膝関節症、脊柱側湾症、ギックリ腰、椎間板ヘルニア
  • テニス肘、野球肘、バネ指、ガングリオン
  • 股関節症、変形性膝関節症、アキレス腱炎

病気のコラム

■ギックリ腰(腰の強い痛み)

ギックリ腰とは、背骨の後方部分(椎間関節)の捻挫や、腰背部の筋肉の肉離れを指します。 重いものを持ち上げたり、くしゃみをした時などに起こるギックリ腰は、主に急激に起こる腰痛の総称です。ギックリ腰になると、座る、歩くなどの日常動作にも強い痛みを伴う病気で、寝そべることにも痛みが伴うこともあります。 生活習慣の変化から、今では20代の方でも起こる病気となっています。

症状 腰部脊柱管狭窄症とは、安静時にはほとんど症状がないのですが、歩くと痛みが出たりひどくなったりし、しばらく休むとまた歩行が可能になるという症状の繰り返しおこる病気で、症状は片側だけに出る場合、両足にでる場合とがあります。   ギックリ腰が起きやすい場面 重たい物の運搬や無理な動作で、瞬間的に過度の負荷が腰にかかった場合に発症します。 例えば、下記のような際に発症しやすいとされています。 激しいスポーツをした後 立ちっぱなしの仕事が続いた後 腰をかがめる動作を長時間行った時 会議やデスクワーク、長時間の車の運転など座りっぱなしの姿勢の後

■椎間板ヘルニア(腰・足の痛み)

椎間板は、背骨に加わる衝撃をやわらげるクッションのような役目をしています。クッションの中央にはゼリーのような、やわらかく弾力のある髄核という部分があり、その周囲を繊維輪という軟骨が幾重にも囲んでいて、骨に上下から加わる力を分散させ、衝撃をやわらげる役割をしています。

この椎間板に強い力が加わった時、繊維輪のすきまから髄核が押し出された状態(髄核の脱出)のとき発症します。

椎間板ヘルニアの症状 立っているだけですぐつらくなる
椅子に座っていると痛みが出る
足にピリピリした痛みがある
足の感覚が鈍い   椎間板ヘルニアを発症しやすい場面・動作 長時間の会議やデスクワーク、車の運転
料理や掃除など長時間前かがみになる場面
段差のある場所での登り下り
重い荷物の持ち運び
無理な体勢での荷物の受け渡しや捻りの動作

■腰部脊柱管狭窄症(足のしびれ、だるさ)

腰部脊柱管狭窄症とは、安静時にはほとんど症状がないのですが、歩くと痛みが出たりひどくなったりし、しばらく休むとまた歩行が可能になるという症状の繰り返しおこる病気で、症状は片側だけに出る場合、両足にでる場合とがあります。

腰部脊柱管狭窄症の症状 長い時間は歩けないが、少し休むとまた歩けるようになる(間欠跛行(かんけつはこう) 前かがみの姿勢になると痛みがやわらぐ

腰部脊柱管狭窄症の原因

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなった結果、神経を圧迫するために起こります。 脊柱管が狭くなる要因としては、生まれつき脊柱管が狭い体質の方(先天性脊柱管狭窄症)、加齢や背骨の病気による場合(後天性脊柱管狭窄症)があります。

■五十肩(肩の痛み、腕が上がらない)

五十肩は、医学的には肩関節周囲炎と呼ばれています。 肩関節周囲の組織が炎症を起こすこ とにより症状が出現する病気で、明らかな原因は不明ですが、一種の加齢、老化現象と考えられています。

五十肩の症状 肩を動かすと痛い 肩を動かしていない場合でも痛みを伴う場合もある 思うように肩が上がらない

原因

関節を作っている骨・軟骨・靱帯や腱などが、老化によって肩関節の周辺組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。炎症が治まった場合でも、周辺の組織が癒着すると肩が上がりにくくなることがあります。

■頸椎症(肩こり、手足のしびれ)

頸椎症とは、頸椎の左上肢(手・前腕・上腕・肩)を支配している神経の枝分かれをしている部分(神経根)が圧迫されて症状が出たものです。 頸椎症は、加齢現象により頸椎が変形したり、脊柱管や椎間孔が狭まることで、周辺の神経、内部の脊髄、神経根が圧迫されて、症状が発生します。

頸椎症とは、手・前腕・上腕・肩に痛みやしびれといった症状が出る病気です。

頸椎症は、主にけがや加齢により頸椎(首の骨)が変形することで、周辺の神経、脊髄などが圧迫されて、症状が発生します。
頸椎症の中にも、下記のように様々な症状があります。

1)頸部痛、肩こりなどの頸部周辺の症状:変形性頚椎症
2)片側の手の痛み、シビレなどの症状が中心:頚椎症性神経根症
3)手足のしびれ、手指の機能障害、歩行障害:頚椎症性脊髄症 頸椎症の原因 頸椎症は、加齢によって頚椎の骨がトゲ状に変形して神経を圧迫することが原因です。また、交通事故など突発的な出来事によって起きる場合もあります。

■テニス肘(ひじの痛み)

テニス肘は、正式には「上腕骨外上顆炎(じょうわんこつがいじょうかえん)」と言います。 テニスプレイヤーによくみられる症状のため、テニス肘と呼ばれています。手指の伸筋腱の付着部の炎症で、日常では雑巾を絞ったり、物を握ったりすると痛みが出て、ひどくなるとコップを持ったり、電話の受話器を持ったりするのも辛くなることがあります。

テニス肘の症状 物を握ったり持ちあげる動作をすると肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。ひどくなるとコップを持ったり、電話の受話器を持ったりする軽い動作も辛くなることがあります。

テニス肘の原因

一般的には、年齢とともに肘の腱が痛みやすく、テニス肘が起こりやすくなります。 重いものを繰り返し運んだり、身体の特定の部分に強い負担のかかる動作をすると発症することがあります。

■ガングリオン(手足のしこり)

ガングリオンとは良性の腫瘍で、関節包や腱鞘から発生したものが皮下に表れたものです。 中身は、一般的には透明でゼリー状になっています。通常は痛みはありませんが、関節炎、腱鞘炎を併発したり、周囲の神経を刺激すると痛みが出ます。

ガングリオンとは手首や足にできるしこりで、特に痛み等もないのが特徴です。
手やその周辺にできることが多いですが、膝の半月板や首の椎間板などの軟骨の近くにできることがあります。

症状 ガングリオンそのもの自体に問題はありませんが、放置しておくと関節炎や腱鞘炎をおこして周りの神経を刺激し、痛みが出てしまうこともあります。 また、神経や血管が圧迫されるとしびれなどの症状がおこる場合もあります。

原因

ガングリオンの原因ははっきりしていませんが、関節包や腱鞘の部分から発生します。 若い女性や、関節部分を酷使した場合に起きやすいとされています。

■リウマチ(手指のこわばり、痛み、腫れ)

膝や肘をはじめとする人間の骨と骨をつなぐ関節は60個以上あります。これらの関節があることで、私たちの身体の動きを支え、自由に動くことができます。この関節に原因不明の炎症が起き、痛みがあらわれて炎症が悪化すると、骨自体が変形したり壊れてしまう病気がリウマチです。

30〜60代の女性に多いリウマチの症状 リウマチは男性に比べ女性は4〜5倍も多く発症している傾向がありますが、その明確な原因はわかっていません。更に30〜60代という仕事や家事などで忙しい年代での発症が多いため、日常生活への影響も大きく、心身共に負担になってしまうことが少なくありません。 初期症状は、朝目覚めたときに感じる手指のこわばりが起こる方が多くいらっしゃいます。このこわばりは両手の指の関節が上手く動かすことができず、その状態が一時間以上続き、時間の経過とともに症状は治まります。 その後炎症が進み、痛みや腫れがあらわれ、その他の関節にも症状が広がっていきます。 症状が進むと疲労感や倦怠感を感じ、微熱や食欲不振、体重減少などの症状を伴うこともあります。

痛みや関節の変形を抑えるためにも早期検査を

リウマチはまず痛みを取り除くことから始め、骨の変形や壊れることを防ぐための治療を行い、日常生活の支障をなるべく小さくしていきます。 一度起こってしまった場合元の状態に戻すことはとても難しいリウマチですが、現在では医療の進歩により、初期に起こる関節の炎症に早く対応することで、その後の症状の発生をなるべく抑えて行くことができるようになりました。 リウマチは痛みが辛い病気というイメージが強く、初期の段階の症状をに気付かず治療が遅れてしまうこともあります。忙しさからつい放置してしまいがちですが、これから先の自分の健康のためにも、気になる場合は自己判断をせず、是非ご相談頂きたいです。