椎間板は、背骨に加わる衝撃をやわらげるクッションのような役目をしています。クッションの中央にはゼリーのような、やわらかく弾力のある髄核という部分があり、その周囲を繊維輪という軟骨が幾重にも囲んでいて、骨に上下から加わる力を分散させ、衝撃をやわらげる役割をしています。
この椎間板に強い力が加わった時、繊維輪のすきまから髄核が押し出された状態(髄核の脱出)のとき発症します。
椎間板ヘルニアの症状
- 立っているだけですぐつらくなる
- 椅子に座っていると痛みが出る
- 足にピリピリした痛みがある
- 足の感覚が鈍い
椎間板ヘルニアを発症しやすい場面・動作
- 長時間の会議やデスクワーク、車の運転
- 料理や掃除など長時間前かがみになる場面
- 段差のある場所での登り下り
- 重い荷物の持ち運び
- 無理な体勢での荷物の受け渡しや捻りの動作